素人フィギュア作成8 塗装する

1_01.jpg

塗装する


ついに塗装です
特に高度な事はしていません、というか出来ませんというか正直知りもしません、本当に初心者なので……
なので塗装についての細かい事は説明もできませんのでモデラ―さんのブログ等を回っていただけるともっといい感じの話が出てくるとおもわれます

今回使用したコンプレッサーのブログ内紹介記事はこちら


下地
塗装の簡単な個所
頭部の塗装
顔のペイント



下地


顔や手足は肌色で、面積の大部分を占める髪がピンクと明るい色が多いので下地を明るい色にしようと思いました
そこで隠蔽力がとても高いと店頭のPOPに書いていたベースホワイトにピンクを入れて吹いてみたら塗り込んでたグレーが透けているように見えます
実際は透けているから暗い所より表面処理が甘くて起伏のせいでそう見えているだけの個所もあったようです
色々と迷走したのですが、最後は結局缶の白サフを吹きました


瓶入りのサーフェイサーが置いて無くてスプレー缶です
実際使ってみると、型付けが楽なのと希釈率で迷わないので缶でいけるなら缶で行けばいいじゃない、と思うようになりました

吹くにあたっては、これといって変わったことはしていません
しっかり缶を振って混ぜる事と噴射を当てっぱなしにしない事、換気はしっかりぐらいでしょうか
ここでも塗装ブースさまさまです

金属パーツとなるカゴの取っ手とリンゴのヘタはプライマーサーフェイサーを筆塗りしました

8-01.jpg





塗装の簡単な個所


塗装そのものに特別な事はあまりありません
今回はほとんどのパーツがエアブラシによる単色塗りでした
今回塗料はラッカー系を使います


塗料の準備


その色の使用量が大きい場合や何日かに分けて塗装する色の場合少し多めに見積もって調色し、別の瓶に保管しておいて使う分取り出して希釈するのが良いと思います

ここだけ塗ればいいや、最悪塗りなおす時に多少色見が違ってもいいやみたいな個所の色は紙コップに少量調色してそのままうすめ液を入れて混ぜ、使ったら捨てるとかでもいいと思います

今回の作業では紙コップ内で希釈してエアブラシのカップに流し入れるようにしました

気を付けるところは塗料を瓶から出す時には調色スティックでよくかき混ぜてからとか違う色のついたスティックを突っ込まないように気を付けるとかぐらいでしょうか
あ、ふたを開けっぱなしにしておくとよくないですね
(スティックを突っ込んだまま放置して瓶のフチについていた塗料がカピカピになってた)

先ほどの調色して保存の話で出た空の瓶ですが、うすめ液を長いボトルから移した小瓶を用意して、希釈の際はそこからスポイトでとって使いました
ぼちゃっとなるリスクが減るのでいいかもしれません

と思ったらこんな便利なのもあるようです、知らなかった……

ちなみにスポイトは100均で買う場合、大体文具コーナーの習字道具があるあたりに置かれている場合が多いようです






吹き付け

エアブラシに塗料を入れたら要らない紙とかに吹いて試してエア圧や希釈を調整し、いい感じになったらパーツに吹きます
吹き付け続けるとそこだけ塗料がべっちょべちょになるのでエアブラシからでる塗料の霧にくぐらせてあげる事を繰り返す感じにしたほうがいいんだろうと色々試行錯誤しました
パーツを左右に動かしたり、くるくるまわしたり、あるいはエアブラシ自体を左右に動かすとか
結局個人的にはエアブラシを動かすのが一番やりやすかったのだけど、調べるとパーツを動かすってのが多いような

塗料が吹き出始めた瞬間の霧にはムラがあるので最初の一瞬はパーツに当てないほうがいいようです

マスキングして、ばばーっと吹いてしっかり乾かしての繰り返しです
マスキングテープは模型用のものを使いましょう、最初100均のを使って塗りなおすハメになりました
高い安いどうこうではなく、用途外なのだと思います
8-02.jpg




筆塗り部分


衣服のオールインワン部分はブラウン、タイはパーツ全部が青色の状態なので一部を上から筆塗りします
胴パーツのボタン部分、タイの金具部分と面積の小さい部分ながら単純な形状なのですぐできました
リンゴもラッカーで赤色にした後、エナメルの黄色を筆塗りました

8-03.jpg




墨入れ


これも別に特筆することはない普通の墨入れです
エナメル塗料を薄めて筆に含ませ、流し込みます

色はブーツのライン分割は濃いグレー、指の隙間や足とブーツの黄色との境界等肌色にかかる部分は茶色系のようにフィーリングでですが変えてみました

後から考えたら
流し込む部分の溝を出来るだけ綺麗に整えるべきでした
薄めているのでその場所に存在する塗料の量で濃さが変わります
溝に亀裂やデコボコがあると凹んでいる部分は深さがほかよりある=墨入れ色が濃くなる、となります
そこまで顕著でなくても例えば溝内の表面が荒いと色もザラっとした感じでなんとも美しくなくなります
表面処理の段階でサーフェイサーを吹いて丁寧に磨いていればそういう個所は減るのだろうなと思いました

挙句濃い目の塗料を流し込んだらグレーが均一になる分デコボコがめっちゃくっきり見えるようになって……

8-04.jpg

カメラで撮ってアップで見ると容赦なくガタガタなのですが肉眼で離して見ると愛情補正がかかるのでまあその、うん



頭部の塗装


頭は完成形でも前と後が分割している事と、まだ後ろの房も分割されているのでちょっと変わった感じになりました

まず、すべてのパーツにベースのピンクを吹きます
ここまでは何のひねりもありません

この後、後ろ髪を合体させます
接着剤で止めて、隙間に溶きパテを入れました
その後塗装が削れようがお構いなしで継ぎ目を整えます

8-05.jpg


納得いったらもう一度ピンクを吹きます
8-06.jpg

これで房同士で陰になっている所も基本の色は付きました、一安心です


乾いた後、毛先からクリアーレッドをクリアーで薄めたものをふわっと吹きます
合体後なので房の股とかに入りにくいですが、地のピンクがしっかりあるのである程度入れば気になるほどではありませんでした

乾いたら今度は顔全体ををマスキングしてから組み付け前髪もはめ込みます
前髪と後頭部がくっついている状態で頭頂部を、あと前髪パーツの横に垂れている髪の毛先にも吹いておきました
8-07.jpg

(写真ではポリ手袋をかぶせていますが、たるむ分バタつくので塗料の着いたマスク部分がマスクされていないパーツに接触する可能性があるのでちゃんとテープ等を使いましょう)

髪は面積が広いので単色だとのっぺりするので何かしたかったのですが、紙の流れに沿って細かい処理とかは技術的にも出来ませんし、デフォルメされた形にあわなさそうですし、これぐらいで良いかなと思いました
8-08.jpg




顔のペイント


顔はとにかく難しかったです
顔というか、ほとんど目ですね




ベース


顔パーツは他のパーツを塗る時にのっぺり地の肌色一色を吹いただけです

8-09.jpg

ただ、眉毛をパーツで作ってあるので、そこはピンクに筆塗りしました
細いので手が震えましたが別に変ったことはありません、どうせ前髪で隠れるのに何をビビっていたのかと
ここまではラッカー塗料です





今回一番のキモです
面相筆で描く、アナログで何かを描くという何十年ぶりの作業です……

ここで初めて、さっきまで使っていた細めの丸筆を面相筆だと思い込んでいたサニぽんは慌てて買いに行きました

買ったのはこれです
使った事のない面相筆の良し悪しがわかるわけもなく太さの好みで選びました




作業の流れ


エナメル塗料、エナメルシンナーはラッカー系塗料の塗面を溶かさないので肌色が混ざってくる事はありません
でもエナメル塗面に色の違うエナメル塗料を塗りたくったら溶けます
このような塗料の性質を利用して、下に来る色をエナメルで塗ってはラッカーのクリアーでコートするというのを繰り返す事でエナメルの複数色を塗り重ねていくやり方で行くようなので真似してみます
(ラッカークリアーで保護したらもうそこより前には戻れません)

8-10.jpg

地層みたいになります




白目


全く何のひねりもありません、一番楽なところです
塗ってみてはみ出たらエナメルシンナーを含んだ筆で削っていきます
塗料混じりのシンナーがパーツに残ってしまったらティッシュに当ててシンナーを減らした筆で吸い取ります
(今回広くて安全な個所なら綿棒などで吸い取っていました)

一番難易度の低いここで、塗る+削るの感触を覚えました

塗り終わったらラッカーのクリアーを吹きます
普段みたいにパーツにまんべんなく吹くわけではなく、目にはコート漏れが無いように、他の個所はあまり濃くかからないように、といった感じにしました
クリアーだから問題無いだろうしマスキングは逆にしくじってくっきりと変な段差が出たりしたらかえってよくないと思ったのでやりませんでした
多分厚めになったと思いますがクリアーが埋まって困るような場所も無かったので特に問題ありませんでした




白目の濃い部分、まつ毛


白目の上部分を濃くしました
どこまで濃くするかは描きながら悩みましたが細い線を描いたりするわけではない分楽にできました

上まつ毛はまつ毛パーツに塗るだけです
とはいえ段差がくっきりしていない場所は塗装でイメージが変わるので、左右対称になんて全然なっていない造形をごまかすために塗り幅は試行錯誤しました
下まつ毛も同様、ごまかしのため頑張りました

色ですが、髪に合わせてピンクだと見慣れない配色になり目立ちすぎ
かといって普通に黒にすると瞳が明るいブラウンなのでくっきりしすぎて目立ちすぎ
濃いブラウンだと瞳と馴染みすぎて全体がボヤけてしまい……
迷って結局かなり薄めのグレーとブラウンの混色にしました

下まつ毛は瞳の一部とか、境界影みたいな感覚もあって瞳の輪郭と同じぐらいの濃いブラウンで良しとしました




黒目の輪郭


そしていざ黒目に手を付けようとしましたが、何を目安にどこから描き始めていいのか、まったくもって無理だと思ったので準備をします

塗る前のパーツを正面から撮影し、それをペイントソフトに読み込んでデジタル塗り絵をしました

8-11.jpg

あくまで目安でいいやと適当にやっていたらあまり可愛くない感じになったのですが、本当に知っておきたいのは目の中心はどこか、目の幅がどれぐらいだったらどう見えるのかというあたりなのでこれより目の幅を広く等を意識するためのものにします
細い線を綺麗に出すには塗りではなく塗った線を削る時が重要のようです、難しい
まあアタリ線なので練習のつもりでやりました
8-12.jpg




瞳のベース色


つかの間の休息、ただはみ出さずに塗るだけでした



瞳の濃い色と輪郭線


本番の輪郭線を描き、瞳の上の方を同じ色で塗りつぶしたり、瞳孔を描いたりしました
アタリ線をガイドに塗りつぶしたメイン色をガイドに本番の輪郭線(変な言い回しですが)なので線の内側の削りにだけ苦労しました

8-13.jpg




瞳の明るい色


瞳の下側は薄い色にしました
範囲は塗りながら感覚で決めていきました




ハイライト


どういう形にしようか悩みに悩んだのですが、不器用なので野暮ったいかなと思いつつこんな感じで
もっと器用なら明暗部もハイライトも凝ったことが出来るのかもですが



目を塗り終わった感想


造形時にどれだけ丁寧にやっているかで目の塗りやすさが大きく変わると学習しました
正面から見た左右対称とかは確かにペイントでごまかせるのですが、目の曲面が滑らかになっていないとデコボコに筆を取られて綺麗にいかなかったです
何事も早いうちから丁寧に、という事でしょうか




顔の仕上げ


瞳を描き込んだら肌色ののっぺりをどうにかできないかと考えだしたのですが、この状態から目をマスキングして何かするのは自分には無理です

色々調べているうちにエアブラシや筆を使わないやり方があったので真似してみようと思います


こんなのを買いました、見た目化粧品っぽいですね
使い方もそのまんまのようです

オレンジで顔の影っぽいムラを、ピンクでチークを塗ってあげました
オレンジは前髪の影あたりを意識した以外は割と適当です
調子に乗ってというか、手足の肌色がのっぺりに感じたのでそちらにもオレンジだけ使いました


チークの後、ガンダムリアルマーカーのピンクで頬っぺたに線を入れてみました
デフォルメの絵っぽい所を目指しました

8-14.jpg


全部塗り終わったら艶消しのトップコートを吹きました
吹きすぎたのかこれでいいのか、専用紙にインクジェットで打ち出したみたいな感じになりました
半光沢にするかは好みの問題なのかも
8-15.jpg




この後各パーツにもトップコートを吹き、組み立てて出来上がりです
オビツドール用のスチール台でギリギリ立っていられる感じでした

8-16.jpg

ついに完成!

長々とお付き合いいただきありがとうございました



記事内ジャンプ
下地
塗装の簡単な個所
頭部の塗装
顔のペイント



コンテンツトップ

ブログトップ




OK キャンセル 確認 その他