素人フィギュア作成2 顔を作る

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顔を作る


1.粘土の準備
2.作成作業


※作業中写真をあまり撮っていないので説明している作業の真っ最中ではないものが多いですが、イメージが伝わればと思い掲載してあります

粘土の準備


粘土は空気に触れると乾燥して固くなっていきます
開封した粘土は密封式の袋やタッパーに入れ、長期間使い切らない場合は少し水分を足してやるなどが必要です
(個人の感想レベルですが、長期間ほったらかしにすると水分量と別に少しぼそっとするように感じました)

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このようにチャック付の袋に入れてそれを密封コンテナに入れています

まずは粘土をある程度取り出して、こねます
粘土に含まれている水分を均一化するためです、もし水分が少なくなりすぎたら少し水を含ませてまたこねます

こねたら形を作って乾燥します
一度に作る物体の大きさが、大きければ大きいほど、表面だけ乾いて内部はかなりの長期間柔らかいままになってしまい失敗に繋がります

顔の塊を一回でまるまる作るかどうかは迷いどころです



作成作業


今回やったのは、正面の輪郭から開始する方法です

板作り


粘土玉をプラ版とか粘土板とかなんでもいいです、汚れてもいい平坦なものに押し付けて1、2ミリ程度の厚さで平らにします
ざっくりとでいいので、その粘土にヘラで正面顔の輪郭を切り出しました

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写真を撮ってないので再現してみるとこんな感じです

形を濃い鉛筆で紙に描いてそれを粘土にくっつける事で転写してから切り出す方法を後で使いました
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端っこの厚みはそれほど気にせず切り口をヘラで少し整えます
張り付けたまま乾燥させま、表面が固まったらそっとヘラを滑り込ませてはがし、裏返してしっかりと乾かします

乾くと多少反ったり、端の部分が縮んで変になっているかもしれませんが乾燥後は左右対称になる事を重視しながら整えます。
出来そうなら輪郭を整えながら次の盛りを進めても良いでしょう



後から考えたら
ここまでやって言うのもなんですが、薄いんだから平らに乾燥して粘土に鉛筆で直接描いてナイフで切りだしたら綺麗に早く出来たと思います
そもそもこの作業自体飛ばしても行けるな、とも思いましたが……


お面作り


今回はこの顔型の板に盛って行く形で進めました

乾いた粘土に新しい粘土をくっつける場合、乾いている方に少し水を付けると馴染みます
最初の板に少し厚みを付けて、ヘラや指で押したりして整えていきます
さらに盛り上げたい部分は乾いてから球状や棒状、板状の粘土をくっつけてヘラや指で馴染ませます

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上手い人の動画にあるような、スパチュラを使って一発で形を整えるやり方の場合は少し乾き始めたぐらいのほうが扱いやすいかもしれません

最初のうちは目の穴をくっきりつくらない形で進めています

ここからはもう、出っ張っていれば紙やすりで撫でて滑らかにし、へこんでいる個所を粘土で埋めたり盛り足したりの繰り返しになります
番手は削り方で様々なので慣れていくしかないと思います
顔まわりの序盤では多めに盛って凸凹を削り取るだけの時は#120、ナイフで切って形を出す時は#240あたりを多用して、まあこんな感じかなとなったころに#400で軽く撫でていた気がします

ある程度お面が出来て乾いたら今度は後ろに伸ばします
今回参考にしたねんどろいどを見習って顔は後頭部パーツに組み付ける構造を目指します
本家のような複雑な形は作れないので顔の裏側に後頭部から出たパーツをはめる四角い穴を作る事にしました

お面の裏側に粘土を盛って、少し乾き始めたところで真ん中に角材を押し当てます
はみ出た粘土が表面側にくっつかないようにだけ注意です
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この図は適当なので実際にはもっと穴が大きいです



耳を付ける


次に耳を付けます

このキャラは右耳に羽根型のアクセサリーをつけています
繋がった玉の部分を粘土でどうにかするのは強度的に無理だと思ったので、ビーズと粘土で作ったアクセサリを実際にはめる方法に決めました
そのため耳に穴を開けないといけなくなり、強度が欲しいので形状を単純な厚みのある出っ張りにしました
(かといって厚すぎると装着用の丸カンを取り付けられなくなります)

粘土の棒をくっつけてある程度指で形を整え、乾燥したら削って滑らかにします

精密機械を作るわけでないので0.1mmにこだわる必要はないですが、パッと見て不自然にならない程度には左右の大きさを合わせました
今回は全体が大きいので強度に問題はありませんでしたが、細いパーツを延長する場合はアルミ線など芯を差し込んで接続する等の工夫が必要になります

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まだガタガタですが気分転換に頭をちょっと作ったりしていましたね




この後後頭部パーツと接触する後ろ側を平坦に削ります
その後頭部を作っても居ないので、平らになったら満足です
削りすぎて耳の裏までいかないようにだけ気を付けました



これで顔パーツの大元が出来ました
後はもう納得いくまで調整を繰り返します
仕上げ前に左右対称は可能な限り出しておいた方が後悔しません
特に曲面は手で撫でたりするといろんなことに気づきます



後から考えたら
角材に粘土をくっつけてそこに盛って正面からの形を整えていくやり方でも良かったなと思います
本当の触り始めだったこともあり、どんな状態からでも手直し出来るという余裕が無かったです



飽きてきたら全体をざっくり作っていきます
出来上がった今だから言えますが、締切がある仕事とかではないのでやり直し放題です
粘土が乾くまで時間がかかるので色んな個所を順番に作業出来れば効率的です
ただ、事故が起こらないように各パーツを安全に整理整頓し、特に乾燥中のものは触れない場所に退避しましょう



目まわりの細かい形状


アイペイントでまつ毛も眉毛もすべて描き込みだけで済ませるなら必要ありません
今回はアイペイントに自信が無いので形状を作って出っ張りを塗ればまつ毛と眉毛が出来るだろうという考えからでした
(結局これは一長一短だったので仕上がりイメージ優先でどうするか決めた方が良いです)

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筆でも鉛筆と同じぐらいかけるならそのままでも良かったかもですが……



まず、目の輪郭をへこませます
深さとかは置いといて、とにかく目の輪郭部分を左右対称にする事に注力します
(実際そこまでうまく出来ませんでしたが)
ナイフで切り出す方法やヘラで押し込んでへこませる方法等、やりやすい方法で形を作っていきましょう
パーツに濃い鉛筆などで描き込むとやりやすいです
ガタガタになったら埋めてしっかり乾かして再挑戦すればいいだけです
(水を使って境界を馴染ませないと埋めた内部に隙間が出来て次に削った時またボロボロになる事があります)



目の輪郭が出来たら中身を整えます
眼球面は極ゆるい球面になるとそれっぽいでしょうが、無理なら平面でも問題無いと思います
ただ左右の目で高さや面の形状が合っている事と、表面がある程度滑らかになっている事が大事です



まつ毛部分に棒状の粘土をくっつけ整えます
乾いたら削ってさらに整えます
細かい所を削るために凸型に折った紙やすりをピンセットで挟んで軽くこするというやり方を使いました

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作業しているうちに紙やすりがズレてくるのでピンセットの先で粘土を引っ掻かないよう注意が必要です




眉毛は細く伸ばした粘土をほぼ乗せただけのくっつけ方です
最終的にはこうなりました

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左右対称には程遠いのですが、最初からすればまあいいかなと



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