汝欲張るなかれ(おまけ) - Deepblue Elysion
ようこそゲストさん

Deepblue Elysion

  当ブログではゲーム等のネタバレ要素を含みます

2012/11/12(月) 汝欲張るなかれ(おまけ)

不幸の星は流れる間に反省する



…結局道中ヒマだ。
反省会でもやるか。

「マトモに採掘した事もなかったレトリーバーが撃沈だ。まったく、まいったな。」
「そうですね。」

「ついノって掘りに行こうとした事がそもそもの間違いか。汝欲張るなかれ、か…」
そうだ、素直に最初の仕事だけしておけばよかったわけだ。
欲張るとこうなる。

「脱出は欲張らなかったからこそ成功した事ではあります。」
「まあ、命あっての…だからな。」

「今度からは気をつけるさ。」
「しかし、今回最大に反省する部分はそこでは無いようです。」

ん…そもそもの元凶は掘りに行った事だろ。
他に何があるってんだ。

「なんだ?それは。」
「大変申し上げにくいのですけれど…」
「なんだよ、俺とお前の間に隠し事は無しだろう。」
自分でも、何か言葉の使い道を間違っている気がするが、とにかく何故言いよどむのかわからない。

「あの…」
だから何もったいぶってんだよ。



「あのレトリーバーには、保険がかかっていませんでしたよ。」




な…
あわてて所有船一覧の履歴を見る。
確かに、こいつだけ保険がかかっていない。

「何でかかってないんだろう。」
「前回アイスを採掘する時には護衛艦がいましたよね?」
「ああ、ザネッティの野郎に記念のアイス1個あげて周り見てもらってたっけな。」
「護衛がいるから大丈夫だろうし、3,4個も採ったら引き上げて当分採掘なんてしない。今は船を買ったばかりで金を使いたくないから、保険は次採掘する時にかけよう。というような事を聞きました。」

あー
あー…
あったな…そんな事…

「記憶している事とはいえ、システム上現在の思考から過去の記憶を呼び出す事はできても、過去の記憶を発端に現在の行動を新規で行えるわけではありません。」
そうだ、いくらお嬢様が優秀でも、コンピュータである呪縛からは逃れられない。
それっぽい行動が出来ても、それは「過去にこういうことがあった場合、こうしなさい」というルールが常駐しているだけに過ぎない。

「悪い悪い、俺が悪かった。」

「ですが、保険をかけていない艦船を出港させる場合は毎回確認を取るという決まりを設定したので、今後同じ事は起こらないでしょう。」
「まあ、それが反省ってヤツさ。」
「もちろん、貴方の最終決定に『まだ保険をかけずに出港する』が無ければ、ですけれど。」

「…もう買ったらすぐかけるルールにするから許せ。」



いやほんと、汝欲張るなかれ、だよな。

名前:  非公開コメント   

E-Mail(任意/非公開):